自動車を贈与すると税金がかかる？

皆さんの周りには身内から自動車を買ってもらったという方はいらっしゃいますでしょうか。

身内から自動車を買ってもらえるというのは羨ましい話ですが、気を付けないと予期せぬ税金が発生してしまう可能性があります。

例えば、親が子供に自動車を購入してあげた場合は、親が子供に自動車を贈与したという扱いになるので、贈与税がかかる可能性があります。

１．なぜ贈与税がかかるのか？

贈与税は、原則として年間１１０万円以上の贈与を受けた場合に課税される税金です。

したがって、贈与をした時点の自動車の価値が１１０万円を超えるような場合には、贈与税がかかる可能性があるということです。

ちなみに、自動車の価値は、新車や中古車を新規に購入した場合は、購入時に支払った金額が自動車の価値となります。

なお、もともと所有している車を贈与（名義変更）した場合は、贈与した時点の車の買取価格が価値となります。

贈与税がかからないようにするためには、以下の方法が考えられます。

（例えば、父親が子供に自動車を贈与するケースを想定します。）

親が子供のために車を購入してあげるというケースは珍しくありません。

しかし、税金のことを考慮せずにうっかり贈与してしまうと予期せぬ贈与税がかかってしますおそれがありますので、注意が必要です。