税務調査は必ず行われるの?
皆さんは税務調査という言葉を聞いたことがありますか?
税務調査とは、税務署や国税局の職員がやってきて、税金の申告の内容が正しく行われているかどうかを調査するというものです。
相続税についても税務調査は日々行われております。
相続税の申告をした方からは、「いつか税務署がウチに調べに来るのかしら?」と心配の声をよく聞きます。
しかし、それほど心配しなくても、税務調査は必ずしも行われるものではありません。
むしろ、行われない場合の方が多いです。
それでは、相続税の税務調査はどのくらいの確率で行われるのでしょうか?
国税庁の統計によると、約5件に1件の確率で相続税の税務調査が行われるそうです。
私の経験上、税務調査に入りやすいパターンはある程度決まっております。
- 財産額が多い
- 連続して相続が発生した
- 生前に通帳から多額の使途不明の出金がある
- 申告を税理士に依頼していない
などのケースが税務調査を受けやすいと言えます。
統計によると、調査を受けると約8割の確率で何かしらの間違いを指摘されて税金を追徴されてしまいます。
税務調査を受けると時間的にも精神的にもツライ思いをすることになるので、相続税の申告はなるべく信頼できる税理士に依頼した方が良いと思います。